1965年、詩人の谷川俊太郎とイラストレーターの和田誠が、言葉遊びのひとつであるしりとりをモチーフとし、限定500部の絵本を出版しました。そして1997年、いそっぷ社から復刊された本書。黒の表紙に銀色の印刷が映えるシックな装丁は、大人の方にもおすすめできる素敵な一冊となっています。「サイコロ」から始まるこちらのしりとり。さて、どんな結末を迎えるのでしょうか。たっぷりのユーモアをぴりりと効かせ、シンプルな線によって表現されたイラストで繋がる言葉たち。思いもよらない言葉の新たな側面を、どうぞお楽しみ下さいませ。