商品名コーヒーと随筆

価格
税込 880
(税抜¥800

商品番号 b_se301

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繰り返し読める随筆集を作りたかった。
小説よりも随筆のほうがより自由で、軽やかだと思うから。(中略)
決めごとは何もないと言ったが、ひとつだけ挙げるとすれば、
コーヒーによく合う、すこぶる面白い随筆を選んだこと。
(「はじめに」より)

徳島に位置するコーヒー焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治さんが編纂した「コーヒーを飲みながら読んで欲しい近代小説集」第二弾が、このたび新たに4編を加え文庫サイズで刊行されました。近代文学に造詣の深い庄野さんがセレクトした、何かと忙しなくうごいていく現代を生きる今だからこそ、じっくりと時間をかけて読んで欲しい随筆24編を収録。長く読み継がれていく、思考という行為を伴い紡がれた真摯な言葉たち。新しいものはいずれ古くなっていくけれど、いいものは古くならない。そのことに改めて気づかせてくれる随筆集です。コーヒータイムのお供に、眠れない夜のお供に。(韓)

【収録作品】
「畜犬談」太宰治、「巴里のむす子へ」岡本かの子、「家庭料理の話」北大路魯山人、「隣りの犬」向田邦子、「立春の卵」中谷宇吉郎、「大阪の可能性」織田作之助、「陰翳礼讃」谷崎潤一郎、「人が住んでいる」永井龍男、「変な音」夏目漱石、「赤毛の犬、」阿部知二、「恋と神様」江戸川乱歩、「余が言文一致の由」二葉亭四迷、「日本の小僧」三遊亭円朝、「柿の実」林芙美子、「亡弟」中原中也、「佐竹の原へ大仏を拵えたはなし」高村光雲、「大仏の末路のあわれなはなし」高村光雲、「ピアノ」芥川龍之介、「人の首」高村光太郎、「好き友」佐藤春夫、「子猫」寺田寅彦、「太陽の言葉」島崎藤村、「硝子戸の中」夏目漱石、「不良少年とキリスト」坂口安吾
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商品情報
編者庄野雄治
発行ミルブックス
サイズ105mm × 148mm
その他320P / ソフトカバー

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