「おいしい料理とは、生きる知恵である。」の理念のもと、料理、旅、ライフスタイル、カルチャー、人物など、DEAN & DELUCAが愛することをとことん語りぬく『DEAN & DELUCA Magazine』。編集長は『暮しの手帖』で編集長を9年間務め、ウェブメディア「くらしのきほん」を運営する松浦弥太郎氏。

第五号目となる本書のテーマは「パンをおいしくこんなふうに」。
今日はどんなパンを味わおう。食パンをシンプルにトーストにしても、少し手を加えて具沢山のサンドイッチにしても、ささやかなご褒美として甘いパンを選んでもうれしい。パンを買った日はどうしてこんなにも胸が躍るのでしょう。
菓子研究科・福田里香さんによる11種のパンを使った28のアイデアレシピを紹介した巻頭特集をはじめ、ポルトガル料理ナビゲーター・馬田草織さんのエッセイ、フランス菓子に精通するパティシエユニット『Tangentes（タンジェント）』のひとりであるシェフ・後藤裕一さんのインタビュー、『THE DEAN&DELUCA COOKBOOK』の創業者であるジョエルとジョルジオ、料理家・デヴィッドによる「料理の楽しさ」を追求した4種のブレッドレシピもイラストレーター・谷山彩子さんのイラストと共に生き生きと紹介されています。生活の上で欠かせない存在である「おいしい料理」を今回も多角的な視点から掘り下げた、盛りだくさんな仕上がり。思わず気持ちが華やぐ表紙アートワークは、雑誌『THE NEW YORKER』などで活躍の場を広げる、ニューヨーク在住のイラストレーター・ポーリーンさんによるもの。