ひとり出版社・烽火書房(ほうかしょぼう)を立ち上げた京都在住の編集者・嶋田翔伍さんにより刊行された「つづけつづけるためのマガジン」。
様々な感情を抱えながら手を動かし、考え、見失い、何かを生み出し、場所を築く。創作活動や事業活動を続けていくために、何ができるのか。建築家、ブックカフェ店主、リトルプレスの作り手、起業家…。嶋田さんの身の回りで多角的な分野で活動を行われる方々へ「自分の生業とは何なのか」、「ものづくりのお披露目以外の日常の活動」などをテーマに寄せてもらったひとつのエッセイ集です。淡々と続き繰り返される日々の中にある、つくるための意欲をたやさないためのささやかな記録。
表紙の裁断や、カバーと帯の装着もすべて手作業で行われています。意匠を凝らした造本もうつくしい、創作活動をつづけていく、或いはこれから始めたいすべての人々へ捧げたい一冊です。
【寄稿者】
ZINE『BEACON』編集・石垣彗
本と文学めし Andbooks・大谷正世
建築家・杉山由香
アフリカドッグス・中須俊治
烽火書房・嶋田翔伍