白昼夢の景色のような、夢と現実を行き来するどこか浮遊感のある銅版画作品が届きました。
こちらはフランス在住・版画家・イシイアツコさんの作品です。
雁皮刷りを応用したオリジナルの技法による、版画部分に独特の調子が生まれた唯一無二の作品群。
文化人類学者である石井美保さんの著作の表紙や挿絵としてもおなじみで、随想に寄り添う素晴らしい作品を発表してこられました。
また非常に多作な作家さまで、フランス・パリを中心に、日本、メキシコ、香港、スウェーデン、ベルギー、USAなどで個展やグループ展など国を跨いでコンスタントに活動されています。

仕様・エディションにつきまして ・各図版2枚~3枚のストックがございます。銅版画という刷りの特性上、加減による若干の個体差があります。 ・エディション番号はお選びいただけません。


略歴
イシイアツコ
1970　　　　　大阪に生まれる
1995−2002　　パリに引っ越し。アトリエコントルポワンにて銅版画制作
2002−2006　　Cite　International　des　Arts　にて銅版画制作
2006−2013　　モントルイユ市に版画アトリエを設置、制作
2013−2017　　パリ20区にアトリエ移転
2017−　　　　ヴァンセンヌ市にアトリエ移転、ヴァンセンヌ在住