「ヘイトアシュベリーには何があるか」、「アメリカのサイケデリックショップ」、「ニューヨークのジャズ・クラブ」、「アイヴィー・リーガーたち」などなど、1960年代末、カウンターカルチャー最盛期の「若者の街」を歩き、観察し、イラストルポの手法で紹介した非常に貴重な時代の記録。写真とイラスト、テキストが有機的に混じり合う芹沢一洋によるブックデザインも素晴らしい。読めばこの時代、この場所にいなかったことが悔やまれる1冊です。特に目立ったダメージなく古書として標準的状態。
著者:小林泰彦 / 出版社:朝日ソノラマ / 185mm × 207mm / 144P / ソフトカバー / 1970年発行 / G