永島慎二の名作、『フーテン』の舞台にもなった1960年代後半の新宿。カウンターカルチャー花盛りの時代、若ものたちの街として栄えた新宿を記録した貴重な記録。「日本のグリニッジ・ビレッジ」とも呼ばれた才能のたまり場的喫茶店、風月堂をはじめ、フーテンが経営すると記されるサイケデリックポスター専門店、実験小劇場モダンアートまで、日本のアングラ、1960年代を知る上で欠かすことのできない1冊です。中面2ページ程折れシワあり、他特に目立ったダメージはありません。
著者:深作光貞 / 出版社:角川書店 / 128mm × 188mm / 240P / ソフトカバー / 1968年発行初版 / DG