メインカルチャーへのカウンターとして、無名作家たちの登竜門であり実験場として機能してきた偉大なる漫画誌『ガロ』創刊20周年を記念して刊行された、なんと1200ページにも及ぶ特殊造本の超豪華アンソロジー。白土三平に始まり、水木しげる、つげ義春に永島慎二、糸井重里からみうらじゅんまで。羅列し始めるときりがないボリュームで作品を収録。漫画がカウンターカルチャーとして機能していた時代の記念碑的1冊。ブックデザインは羽良多平吉、表題は糸井重里。特殊な造本ゆえ多少綴じがゆるくなっていますが、他は特に目立ったダメージなく良い状態です。
出版社:青林堂 / 170mm × 225mm × 86mm / 1200P / 函入りハードカバー / 1984年発行初版 / G