1971年、プレイボーイ誌の企画でブラジルへ渡航した篠山紀信が現地で撮りおろした、大ボリュームのまさに才能みなぎる熱すぎる写真集。被写体であるカーニバルの女性やリオ・デ・ジャネイロの熱気だけでなく、当時30歳を迎え、その才能の第一次ピークを迎えた篠山カメラと、鬼才鶴本正三の構成のコンビネーションがまさに写真集として猥雑なオーラを放ちまくる大傑作。小口に薄汚れ、全体的に経年によるくたびれが見られますが、古書としては標準的状態です。
著者:篠山紀信 / 出版社:集英社 / 210mm x 295mm / ソフトカバー / 1971年発行 / G