コロナ禍を経て益々脚光を浴びるようになった「自主制作の日記本ブーム」。日記をつけはじめる人も増え、書いたものをまとめて本として出版する人も多く見受けられます。自分の内側へとつながるドアを開くような、直接顔をあわさなくてもその人の近況と心境が垣間見える窓のような。「日記」そのもの、「日記ブーム」と「日記本ブーム」のこと。日記の持つ効能と役割について考える論考風エッセイ。自主制作本『にき』、『浜へ行く』、『日記集 水筒』などをはじめ、『脳のお休み』(百万年書房刊)でおなじみ、日記や思い出すことそのものについて思考 / 執筆をつづける蟹の親子さんによる新たなリトルプレス。2022年と2023年に刊行された『にき』、『浜へ行く』に収録されている「ささやかな日記論」に加筆・修正を加え書籍化されています。(韓)
商品情報 |
著者 | 蟹の親子 |
サイズ | 105mm × 148mm |
その他 | 84P / ソフトカバー |