初夏のギャラリーアテリにて開催された、ヨシノヒトシさん・よしのちはるさんの二人展「ふたりのネコ」。絵本を中心にあたたかな世界の広がる展示には、たくさんのお客さまにご来場いただきました。ご好評につき、今回お披露目となった絵本をオンラインでもご紹介いたします。
絵本制作ははじめてというお二人。お子さんに毎晩読み聞かせをする中で、絵本の世界の魅力に気づいたことが絵本づくりのきっかけだったそう。お二人(と小さなお一人)の共同作業から生まれた、まちのネコとやまのネコ、ふたりのネコのお話です。
左からヒトシさん、右からちはるさんがそれぞれ絵と文を描き、絵本の真ん中で二人の物語が出会います。ヒトシさん・ちはるさんそれぞれのの器やお気に入りのモチーフが散りばめられ、頁をめくる度に頬が緩みます。
短いお話ですが、お二人の器づくりへの思いとともに、ふたりのネコの日常を想像してみたくなる小さな魅力がたくさん詰まった絵本です。
(岡本)