商品名日本写真史 写真雑誌1874-1985

価格
税込 22,000
(税抜¥20,000

商品番号 b_vis_pho352

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日本写真史の決定版とも言える1冊が入荷いたしました。
写真技術の発展とともに進化分布してきた”写真”という技術表現、また写真が担ってきた報道、その視覚的インパクト伴う情報速度ゆえにプロパガンダに利用された歴史、芸術としての写真や投稿文化の成り立ち。100年以上続くその多岐にわたる有り様について、非常に貴重なビジュアル資料ともに膨大な時間をかけまとめ残された1冊です。

本書は大きく8章に別れており、1874年に日本で最初に創刊された写真雑誌『脱影夜話』からはじまり、戦前の芸術写真、前衛写真、戦中戦後の報道写真やプロパガンダの記録、写真が産業として隆起していく様を写真家とともになぞり、リアリズム運動、主観写真、映像派など歴史に残る起点を記しながら1980年代までの写真雑誌の歴史と写真家を400名以上も網羅し、資料価値高く構成された1冊です。写真、芸術等のビジュアル表現を扱う方々に大変おすすめです。(原口)


<執筆陣> -平凡社webより
金子隆一

写真史家、写真評論家、写真集コレクター。1970年代に写真集、写真雑誌の蒐集を開始。1980年代、『日本写真全集』全12巻(小学館)の調査員として、全国にわたって近代写真の発掘と調査を行なう。1988年から東京都写真美術館開館準備に関わり、同館で2015年まで専門調査員を務めた。日本写真と日本の写真集の専門家として、The History of Japanese Photography(ヒューストン美術館、2003年)、『日本写真集史1956–1986』(共著、赤々舎、2009年)など多数の著書を執筆し、国際的な出版物や展覧会に貢献した。2021年、逝去。


戸田昌子

写真史家、作家、日本写真キュレーター。東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻修士課程修了。ジャーナリズム、印刷技法、書物史などの観点から日本を中心とした写真史の研究活動を行なう。2006年、日本写真芸術学会奨励賞受賞。武蔵野美術大学、東京綜合写真専門学校などで講師を務める。著書に『われわれはいま、どんな時代に生きているのか――岡村昭彦の言葉と写真』(監修、赤々舎、2020年)、『Hisae Imai』(監修、赤々舎、2022年)がある。


アイヴァン・ヴァルタニアン

ニューヨーク出身。Aperture Foundationを経て1997年に来日。以降、東京を拠点に、日本のアート、写真に関する企画、編集、キュレーション、執筆、出版活動を行なう。共編にSetting Sun:Writings by Japanese Photographers(Aperture、2005年)、金子隆一との共著Japanese Photobooks of the 1960s and ’70s(Aperture、2009年)などがある。2015年にはニューヨークでシンポジウム「SHASHIN : PHOTOGRAPHY FROM JAPAN」と関連プログラムを企画、開催。ゴリーガブックス主宰。

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商品情報
著者金子隆一 / 戸田昌子 / アイヴァン・ヴァルタニアン
発行平凡社
サイズ290mm × 260mm
その他500p / 上製本

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