京都市左京区・京都大学構内に位置する日本最古の学生寮「吉田寮」。築100年以上の歴史を誇り、今もなおたくさんの学生らの生活を護りつづけています。規則やシステムにとらわれず、「寮のことは自分たちで決めていく」という自治的理念を基盤に、集い、話し合いをし、それぞれの持つ意志と対話を交わし共有することでコミュニティを形成していく。その始まりの歴史から、現役寮生による座談会、かつて寮生として過ごしていた卒業生や関係者らによる寄稿、啓蒙や建築、ジェンダーやフェミニズムの目線から見つめた吉田寮のコラムを収載。更には京都大学名物である「タテカン」の書き方まで。自由で開かれた場でありながら、変化し続ける生き物のように存在する「吉田寮」の魅力を隈なく紐解いた一冊。刊行は京都市北区の出版社・実生社(みしょうしゃ)より。(韓)
商品情報 |
編集 | 実生社編集部 |
発行人 | 越道京子 |
サイズ | 130mm × 189mm |
その他 | 170P / ソフトカバー |