「シュルレアリスム宣言100年」を記念して、エディション・イレーヌより新刊2冊が同時刊行されました。そのうちの1冊が、ロベール・デスノスによる詩集『神秘の女へ』。表題作に加え、デスノスの本質に迫る貴重な散文や、没後に出版された詩集『何気ないふうに』も収録した、珠玉のアンソロジーとなっています。また、アンドレ・マッソンによる色鮮やかな挿画4点を収録。
濃紺のクロス装に銀箔押しを施し、表紙にはマッソンの版画を題簽として貼り込んだ、エディション・イレーヌならではの贅を尽くした一冊です。造本設計=佐野裕哉
「この愛の詩集は、私が何年も見聞きしてきたものの中で、最も感動的で、最も決定的なものです」
──アントナン・アルトー (出版社帯文より)