トナカイさんによる待望の新作写真集。51点の写真と、3編の詩作が収録されています。
ローライフレックスという古いドイツ製カメラで撮影された、近所の河原の草木たち。ただまっすぐ命いっぱいに生きる草木をトナカイさんの穏やかな目線で写真に収められています。「あなたが歩いているのとおなじようなところを、僕も歩いています。そしてこんな風景を見つけました。あなたはどう思うでしょうか。」トナカイさんからの手紙のような写真。
ひとはそれぞれの物語を行きています。夏が苦しみに変わる物語も、いつかは変わる。変わるはずがないと絶望し、悲しみに満ちた日が続いても、あるとき、物語は変わる。それは行きている限り自然に起こり得ることだと僕は迷わずに伝えたいです。
〜あとがきより抜粋
「物語は変わる」という言葉を聞いて、トナカイさんがこれまで写真や詩作にされてきたことの一つの答えのような、なんともいえない優しい響きを感じました。絶望や悲しみに満ちた日が続いても、その物語はいつか変わる。どんな時でもあたたかい陽だまりのようにやさしく包み込んでくれるトナカイさんのメッセージが込められた一冊です。
・数量限定サイン本でお届けします。(サインは一つ一つ異なります。)
トナカイ
静岡県生まれ 蟹座 猫好き
撮影と詩作を生業とする