やまぐちさんは1966年、大阪生まれ。単身上京後に、無国籍レストラン「カルマ」で働きつつ、セツ・モードセミナーで絵を学び始めました。30代半ばからの遅いスタートでありながらも、旺盛な創作意欲のもと、多くの個展、グループ展に参加。難病を発症し、49歳で亡くなるまでに遺した膨大な作品より厳選した80点を、本書には収録しています。少女や動物たちをモチーフとしながらも、表層の可愛らしさにとどまらない、彼女の内面や物語の深潭に鑑賞者を引き込むような絵の数々。描くことが生きること、その鮮やかな軌跡を辿ります。
長らく絶版でしたが、このたび1500部限定で待望の復刊を迎えました。数量限定でポストカード3枚セットと一緒にお届けします。