機能美の塊であるシャツを日常の道具という視点でデザインし、シャツの可能性を追求しながら丁寧なものづくりをされている京都のシャツ屋さん「モリカゲシャツ」。
モリカゲシャツが始まった1997〜2000年頃、すべての工程で可能な限り手を入れてシャツづくりをされてきたところ、ある時頭をよぎった「手を抜いて作ったらどうなるんだろう」という逆の発想がきっかけで生まれたというプロダクト「ウラモリカゲシャツ」。手を抜くといっても、コストダウンや合理性を追求するわけではなく、シャツ作りの工程をあえて省略することで、何か面白いデザインが出来るかもしれない、という単純な思いつきから生まれたシャツです。
こちらはダブルガーゼ素材の長袖シャツ。フロントや袖口、ポケット口に生地の耳をそのまま使用し5本ステッチをかけて、裾はロックミシンでかがっただけという仕様。洗いをかけると生地の耳の端や5本ステッチの部分がパッカリングで縮んだりゆがんだりするデザインが特徴のシャツです。
肌触りの良いダブルガーゼ生地は、吸水性と通気性があり、寒暖差のある季節にも重宝する素材。とても軽くて旅行などの持ち運びにも便利です。ボタンは、ラガーシャツなどに使われるポリエステル素材の自在ボタンが使用されています。
モリカゲシャツならではのユニークなアイデアから生まれた、ほどよいリラックス感が心地よいシャツです。
<カラーバリエーション>
WH:白 / PK:ピンク / GR:グレー / BK:黒