装丁家・川名潤さん制作のリトルプレスが入荷いたしました。
こちらは川名さんが文芸誌「群像」で発表した原稿を中心に、各種媒体で執筆した(2019年-2022年)原稿をまとめたもの。
書籍や雑誌のデザインについて語りながら、時に世情の有り様に鋭い指摘を投げる、軽やかな語り口ながら心に火を灯すようなもの。
■目次
001 アラベールと青春の経年変化
003 CDR: a soundtrack for me
006 地図男とエンブレム男と立ち退き男
009 3日目のクウネル
013 雑誌を包み紙とする雑誌
016 振ると不思議な音がする棍棒
019 ノイズと紙/形づくられる前のもの
025 「できるからやる」ということ
028 混沌のもつ強引な説得力
031 無限ループする便利なカタログ
035 堀内誠一、TOKYO2020
038 静かな鬼がいる3畳の不夜城
042 *□◎〓な★◎※◎■※■※
045 ナンセンスなコンポジション
048 退屈な宇宙と泥酔した暴君
051 和田誠とデザインの「領分」
054 独裁国家と作家の正方形
056 私の七年とギロチン
(原口)