ラッフルとは大きめのフリルのこと。前身頃から肩を通り後ろ身頃まで、共布のラッフルが可憐なブラウスです。しなやかで軽く、なめらかな艶のあるリバティタナローン生地。端の巻ロック仕上げにより柔らかいラッフルが、風にそよいだり揺れたり、ロマンチックな魅力ある一着です。小さなつぼみが愛らしいNellie。細やかな柄が主張しすぎず、着ていただきやすい図柄。
奇をてらわない佇まいの中に普遍的な可愛らしさが漂うyuki kawaguchiさんの服。ベーシックなスタイルに時の気分を取り入れつつ、一つ一つ丁寧に仕立てられています。
※現物に近い色合いに画像調整しておりますが、ご覧いただく画面によっては、どうしても若干の色合いが違って見える場合がございます。予めご了承ください。
※モデルの身長は158cmです
■リバティプリントとは
ロンドンの有名百貨店として知られるリバティ社の創業は、1862年のロンドン万博に端を発します。万博の日本の美術工芸品に魅せられたアーサー・リバティ氏は1875年に東洋の美術工芸品を紹介する小さな店を開きました。店内は東洋のエキゾチックな品々が溢れ、芸術家の集まるサロンとしても愛されたといいます。1880年代に入ると、輸入していた絹織物や更紗が評判となり、独自の綿プリントを展開するようになります。これがリバティファブリックの始まりです。リバティファブリックを代表する柄は、繊細な線で描かれた多彩な花やペイズリー。毎シーズン膨大なアーカイブの中から新しいインスピレーションを伴った新柄が美しい色調で発表されています。テキスタイルデザインだけでなく、地となるタナローン生地は絹織物のような艶を持ち、肌触りの良さと軽さ、美しく豊かなドレープを生み出す服地です。1900年代初頭に開発され、100年以上に渡りドレスメーカー達に愛されています。
(友田)