こどもと一緒に「すき」を書き込むノートです。
両面表紙になっており、左から開くとこども用の『すきノート』、右から開くと大人用の『好きノート』。こどものページには、「すきなかたちは どんなかたち?/しかくじゃ つまらない/へんなかたちを はつめいしてね」というように、谷川俊太郎さんによるやさしい3行詩の問いかけが。罫線はなく、言葉や絵を自由に描き込めるようになっています。大人のページには同じく25個の質問と、それに対する谷川さんの回答が綴られます。「一番好きな言葉は何ですか?」「一番好きな人は誰ですか?」谷川さんの回答が愉快で夢中になっていると、途中で見透かされたように「そろそろ何か書いて(描いて?)みませんか?」なんて言われたり。
それぞれの質問の内容が違うので、おひとりでご自身の記録用に使うのもおすすめです。どれもシンプルな質問ですが、改めて「一番好きなもの」と聞かれると、なかなか考え込んでしまうものです。装画は安野光雅さん。表紙にはそれぞれ名前を書き込む欄もあり、完成すれば現在の自分を記した一冊のアルバムになりますね。