同じ空を見ているかもしれない
名前も知らないあなたの明日が
きっとよい日でありますように
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ひとりの夜、やなことがあった日、孤独な時間、遣る瀬なくて行き場のない気持ちが迷子になりそうな時…きらきらした予感への道標になってくれる、カシワイさんからの静かで優しいエールが込められた美しい本。
遠い星の瞬きが放つ柔らかな声のようにそっと心に触れる言葉、手のひらに広がる景色が紡ぎだす、小さな物語たち。一頁一頁めくるたび、次はどんな景色だろうと見知らぬ夢の扉を開くようなどきどきと、そこへすーっと落ちてゆく穏やかなやすらぎ。黒と青だけで印刷された頁も美しい。一日の終わり、深く静かな夜にじっくり味わいたい一冊です。
