三人の編集者が、東京を中心にそれぞれが繋がりを持つ作家やアーティスト、批評家や出版人、音楽レーベルのオーナーや、書店やカフェ店主などへのインタビューやアンケート、寄稿などを集め編むことで、インディカルチャーの現在を映し出す『なnD』。コロナ禍の最中、寄稿のみで編まれた前号(7.5号)から一年、待たれた最新8号。今号は両開き構成。三品輝起(FALL)、迫川尚子(新宿ベルク)、近代ナリコ、福田教雄(SWEET DREAM PRESS)、檀上遼、のむみち(古書往来座)ら本誌常連の寄稿陣の最新のテキスト、メディア批評家のプシク氏とテキストユニット「TVOD」のパンス氏とコメカ氏による東京オリンピックをめぐるメール鼎談、「ストリート育ち」を自認する文筆家の折田侑駿による〈路上飲み〉をめぐる小さなエッセイなどを左開きに。右開きでは、早坂大輔(BOOK NERD)、モノ・ホーミー、内堀弘、森泉岳士、七里圭ら24名によるQ&Aリレーを展開。その前後を、カバーアートも印象的なEunice Lukのイラストが彩ります。