掌に収まる大きさに作られた豆本が、星月夜工房さんより届きました。表紙は布張り溝ありの上製本。とても小さいけれど、開きやすく、ページが一枚一枚めくりやすい。
こちらは、宮沢賢治のちょっぴり大きなサイズの豆本。狩りの途中で迷ってしまった若い二人組は、山奥で見つけた「西洋料理店 山猫軒」というレストランに入ります。 その料理店は、客に注文ばかりするお店だったのですが・・・。
タイトル部分をはめ込み（表紙にくぼみを作り、その中にタイトルを貼り込む方法）にし、綴じは糸綴じ（本かがり）、表紙布は鮮やかなシグナルレッドになりました。