ある保育園で行われる「どろんこ遊び」。遊びというにはあまりにも大胆に泥まみれになる子どもたちの姿を、「みず」「じめん」のコンビが活写したダイナミズムあふれる名作。男の子も女の子も関係ない、みんな泥の中。どうして子どもはこんなにどろんこが好きなのか? ぬるぬるした感触、汚れる快感、あるいは生まれる前の世界に還ったかのような暖かな心地よさ…。子どもの頃でしか味わえない泥の魅力を存分にとらえた名作です。どろんこには子どもたちの心をとらえる魔力がいっぱい。どの子も本当に楽しそう!経年並のくたびれはありますが、読む分には問題なく雑誌絵本古書として標準的な状態です。折り込みふろくつき。本書はおそらく過去にも書籍化はされていないと思われます。