ロシア・アヴァンギャルドを代表する詩人、ウラジーミル・ウラジーミロヴィッチ・マヤコフスキー。1923年にベルリンで刊行されたタイポグラフィ詩集『声はどこから』が、マヤコフスキー叢書の土曜社から復刻されました。マヤコフスキーの詩を、ともに同時代を代表するグラフィックデザイナー、エル・リシツキーが構成、配置。今回の復刻では、タイポグラフィ史に燦然と輝く名著をファクシミリ版として完全再現しています。デザイン、色彩、バランス、どれをとっても今なお新鮮さを欠かず、造本も素晴らしい。全編、露文。協力、国立マヤコフスキー博物館。