凍てつくような冬の行軍。第二次世界大戦時、米兵のビリー・ピルグリムは道に迷い、ドイツ兵に捕まり、捕虜として使われていない古びた屠殺小屋に収監される。ドレスデンの無差別爆撃に実際に遭遇した著者の半自伝的SF小説は、米文学の大家、カート・ヴォネガットの最高傑作ともいえる長編です。ジョージ・ロイ・ヒルの手によって1972年に映画化もされています。早川書房から出版されている他のヴォネガットの著作と同様に表紙の絵は和田誠さんによるもの。
商品情報 |
著者 | カ−ト・ヴォネガット |
訳 | 伊藤典夫 |
発行 | 早川書房(ハヤカワ文庫) |
サイズ | 105mm x 157mm |
その他 | 296P/ソフトカバー |