当店でも長く愛され続けています小川未明の童話。美しい風景、心優しい人々、美しい言葉で描かれている世界に、時折浸っていたくなります。
豆本を製作されている星月夜工房さんが京都の和紙を装丁に使い、小川未明の童話を四篇作られました。いつもながら丁寧な仕事で美しい仕上がり。小さな本に閉じ込められた美しい世界を、どうぞ開いてみて下さい。
ケーという少年が「眠い町」と呼ばれる町を訪れました。ぐっすり眠ってしまい目覚めると、となりに大きな袋を担いだおじいさんが座っていました。自然と人間の関係について考えてしまう、余韻の残るお話。