「一般に数学はいやいや勉強するものと思われています。しかし一方、数学が好きだという人びとも少なからずいます。なぜでしょう。数学は、美しいものだからです」(はしがきより)
そう考えるストーンブレーン博士の著作を、安野光雅が訳し、イラストを添え、あらたな命を吹き込んだ、世にも美しく知的な数学読本。「集合」という概念をパズルや哲学を引き合いに出しつつ読者とともに考えながら読み解きます。帯つき、特に目立ったダメージなく良い状態です。
監修:野崎昭弘 / 絵と文:安野光雅 / 190mm × 275mm / 100P / ハードカバー / 1974年発行 / G