NHKで放映中の人気番組「365日の献立日記」をもとに書籍化された本書。日々の暮らしを愛し、常に家事や料理を身近に置き続けてきた昭和の名脇役・沢村貞子さん。沢村さんが残した、季節をうつろいをたしかに味わえる献立日記は、時代が変わった今でもなお多くの人々を楽しませています。そんなレシピの数々を、料理研究家・飯島奈美さんが忠実に再現。第二弾となる本書で紹介されているのは、青豆ごはん、車えびのマヨネーズがけ、コールドミート、春菊のおひたし、豆腐のフライ、などなど…。手が込んでいるように見えて、試してみると意外とシンプルで、かつしっくりと美味しい。「今日はどんな献立にしようかな」と思いを馳せながら、ページをめくっていただきたい一冊です。