小林信彦の初期の筆名、中原弓彦名義による喜劇論のクラシック。こちらは世界編で、チャップリンに始まり、ローレル&ハーディ、マルクス兄弟、バスター・キートン、ウディ・アレンまでを語りつくしています。映画ファンも必読の書。本文に図版が挿入され、時に二段組みになる装幀が平野甲賀と晶文社の黄金時代を感じさせます。背表紙に色褪せ、他特に目立ったダメージなく古書として標準的状態。
著者:中原弓彦 / 出版社:晶文社 / 135mm × 192mm / 303P / ハードカバー / 1973年発行 第二刷 / G