高麗時代から近代まで。朝鮮半島の茶文化千年を詩文で辿る一冊。
朝鮮半島に伝わる茶の文化をまとめた『韓国茶文化千年』(韓国・トルベゲ社刊)を底本に、漢詩や伝統の歌48篇を抜粋して編まれた本書。隣国である中国や日本の茶文化を受けとめながら、人々の暮らしにどのように根づいていったのか。茶を詠った詩文から、その歩みをひもときます。
日本語の現代語訳に加えて漢詩(原詩)と書き下し文を併載し、訳註も充実。時代や身分を超えて詠まれた茶詩が五つのテーマに分けて紹介されており、一篇一篇に、隣国と分かち合いながら育まれた、時代を貫く朝鮮半島の人々の心が息づいています。
文人たちの詠んだ静謐さを感じる歌と美しいモノクロームの写真に調和した、品格のある装丁。厚手のトレーシングペーパーを使用したカバーが上品で柔らかな趣を添えます。(今泉)
監修:中沢けい
監訳:朴光賢 訳注:遠藤星希
発行:クオン
サイズ:200mm × 260mm
その他:200P / 上製本