気がついて解っていく。そうだったのかと、いつの間にかすべてのつじつまが合う。書いていくうちに、私は鏡の向こうの自分と両手のひらをぴったり合わせて祝福していた。(「理解して信じる、自分に目配せをする 暮らしを疑うか、信じるか まえがきにかえて」より)
エッセイスト・古賀及子さんによる、「今日を生きる自分を肯定する」書き下ろしエッセイが届きました。
朝食はパンかごはんか。アイスはコーンかカップか。有線イヤホンか、ワイヤレスイヤホンか。喫茶店とどう付き合うか…。
暮らしのなかで、自分が何と何に迷い、どのように納得しているのか。そのひとつひとつを丁寧に見つめてみると、そこには確かに「自分」が存在していることに気づきます。
小さな選択の積み重ねが、私たちの毎日を、そして人生を形作っていく。だからこそ、自分が何を選び、どう感じ、どう納得してきたのかを振り返ることは、自分自身を理解するための、そして自分の暮らしを信じるための、大切な手がかりになるのかもしれません。
日常のなかに隠れた古賀さんの“主義“を、軽やかな文章で味わえる一冊です。(嶋本)
著者:古賀及子
発行:ダイヤモンド社
サイズ:四六判
その他:220P / ソフトカバー