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食にまつわる文章の名手・木村衣有子が「しるもの」がある28の風景を描き出す。
味噌汁、シチュー、冷や汁、コーンスープ、コーヒー、紅茶、めんつゆ……四季折々の「しるもの」をテーマに、エッセイと小説を交えた新しいスタイルで描きだす意欲作!
(版元HPより)
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「食」にまつわる文章で多くの読者を魅了してきた文筆家・木村衣有子さんによる、「しるもの」の本が届きました。
時に冷たく、時にあたたかく、国も時代も越えて、器も材料も役割もさまざまな「しるもの」は、私たちの暮らしのなかで実に自由な姿をしています。
本書では、そんな「しるもの」をテーマに、エッセイと小説を織り交ぜながら四季折々の風景を描き出します。
収録されているのは、「しるもの」がある28の物語とエッセイ。湯気の立つ食卓、季節の移ろい、土地ごとの味わい、ふとした記憶や人との時間——。一杯のしるものをきっかけに、それぞれの景色がいきいきと立ち上がってきます。
なかには、めんつゆの歴史をたどる「めんつゆ現代史」といったユニークなブックエッセイも。読んでいるうちに、しるものの奥深さと懐の広さにあらためて驚かされます。
ほのぼのとした動物たちのイラストは玉川桜さんによるもの。表紙や各章を愛らしく彩り、本の世界にやさしい余韻を添えています。「しるもの」の向こうにある季節や記憶まで味わいたくなる一冊です。(岡本)
著者:木村衣有子
発行:生きのびるブックス
サイズ:四六判
その他:192p / ソフトカバー