亡夫に贈る愛の詩。女性としての息づかいが濃厚に漂う、没後刊行にして詩人の新生面を拓くもう一つの代表作。
最愛の夫が他界したあと書き継いだ、亡夫に贈る愛の詩篇。夫婦という極めて私性の強い密室を描き、女性としての息づかいが濃厚にただよう、死後にもつづく永遠の愛。戦後の女性の生き方を読者の知性に訴え続けてきた詩人が、没後にはじめて詳らかにした、純愛に生きるみずからの生(なま)の姿。口絵二丁。(解説=小池昌代)
-岩波書店webより
またこちらは生誕100年を記念し、minä perhonenの図案でくるまれた特別な仕様となっております。(原口)
minä perhonen 特別カバー
「swing camellia」
冬に咲く椿が冷たい風の中、花の灯りのように映ることは私たちの心を随分と暖めてくれるような気がする。固い蕾が開いて奥行きのある花の姿となり、力強い葉とのコントラストの美しさと散り際の儚さは、ひとつの物語を見ているように映る。
-ミナ ペルホネン公式サイトより
著者:茨木のり子
発行:岩波書店
サイズ:148mm × 105mm / 文庫
その他:178p / minä perhonen 特別カバー付き