いまこれらの物語を読んでいて、私は語り手たちに、そして物語を書いた人間に言ってやりたい――いつかあなたもその幻滅と怒りを乗り越える、生き抜いて、大丈夫になる、と。そうならせてくれた経験を有難く思うようにさえなる、と。(二〇二六年復刊に向けての著者あとがきより)
互いが不可欠になるために、耳を聞こえなくした“私”と、目を見えなくした“あなた“。
「私」と「あなた」という人間関係の愛の行方を描いたレベッカ・ブラウンの傑作短篇集を復刊。
復刊にあたり、レベッカ・ブラウンによる「二〇二六年復刊に向けての著者あとがき」を収録。
また、訳者・柴田元幸は、訳文のジェンダーを曖昧化する方向に修正。装画は金井冬樹による描き下ろし。
あらためて、「私」と「あなた」という人間関係は何なのか、思いを巡らせることができる7短篇を収録しています。
(-版元webサイトより)
著者:レベッカ・ブラウン
訳者:柴田元幸
装画:金井冬樹
デザイン:横山雄
発行:ignition gallery
サイズ:B6変形
その他:240P / 上製本