私のおすすめは、ひとりで歩いてみること。好きな場所で、好きなだけ過ごしてみてください。庭の石に見入ったり、お神輿をどこまでも追っかけたり、お囃子に聞き入ったり……、心のおもむくまま楽しめばいい。なにかひとつ、心を動かされたら十分。偏愛こそ、大人の楽しみです。(「はじめに」より)
京都に生まれ育ち、京都に暮らす編集者・宮下亜紀さんが綴る、よりみちのすすめ。
観光ガイドには大きく載らない、京都という街の風景、流れる時間を、宮下さんのまなざしで辿ります。
桜や椿、紅葉にイチョウ…四季折々のとっておきの場所。特別でありながら、身近な祭りのこと。さまざまな和菓子店でいただく水無月。夏のよりみちにうれしい、ちべたいもん。
大人のための、古くて新しい京都がここにある。
宮下さんの大事な場所をこっそりと教えてもらうような、あたたかい一冊です。(嶋本)
著者:宮下亜紀
出版社:アノニマ・スタジオ
サイズ:127mm × 188mm / 四六判
その他:144P / ソフトカバー