都会に大小あまたある古本屋のなかでも、吉祥寺という場所にあり、クリエイターのファンも多く、文化活動を送るさまざまな人々に愛されている古本屋『百年』。アートブックや写真集を中心に、文芸、漫画、児童書、リトルプレスなどを取り揃え、壁面では定期的に展示も開催しているユニークな古本屋です。
2024年には『百年の一日』という、店主・樽本樹廣さんによる日記を刊行。
本書は「百年」開店直前の2006年7月から、1周年を迎える翌年8月までの日々を綴ったもので、本作は二十年目となる2025年5月1日から9月30日までの日記と、過去に書かれた文章を収録した三冊目です。
さまざまな媒体で取り上げられ認知度も上がり、古本好きだけでなく、本が好きな多くの人に開かれた店となった「百年」。
二十年同じ場所で古本を売り続けてきた店主の現在地や、そのなかで出会ってきた印象深いお客さんたちのことなど、店の歴史を感じる一冊です。(原口)
著者:樽本樹廣
サイズ:147mm × 190mm
その他:144p / 並製本