デザイナーの小野豊一さんがテキスタイルデザインを手掛け、主宰する染工房「よつめ染布舎」から、2026年のかれんだが届きました。
約10年を過ごした大分県・国東半島の工房を離れ、2025年には再び故郷・広島へと移られた小野さん。
「住む場所が変わると日常の全てが変わって、普段気にも掛けないようなことに気付くようになります。雨や陽の光、風の心地良さなど日常の些細なことが特別に思えてくる。二〇二六年のカレンダーではそういった日常の自然と日本の四季を表現できたらと思い描いていきました。」という言葉の通り、眠っていた蕾が花開く様子や、初夏の庭に広がる雑草レース、冬の朝に差し込む光などーー季節の移ろいをモチーフに、豊かな色彩と絵柄で表現されています。
さらにそれぞれの月ごとに紙質が異なり、手触りの変化も作品の一部としてお楽しみいただけます。眺めるたび、めくるたびに心が躍るかれんだです。(嶋本)
【画像】よつめ染布舎
表紙 馬の群れ
1月 愛でる松竹梅
2月 故郷の冬風景
3月 春色の春一番
4月 花開く花々
5月 雑草レース
6月 梅雨らしくない梅雨
7月 入道雲、夏だ!
8月 異常な日差しにやられて
9月 台風怖いよぉ
10月 美味しいお米に感謝
11月 紅葉に高揚しに行こうヨ。。。
12月 光
サイズ:横 190 mm x 縦 277 mm
素材:紙(月によって紙質を変えていますので、めくる度に変わる紙質の表情もお楽しみ下さい。)