商品名青い靴をはいて歩く

価格
税込 1,700
(税抜¥1,545

商品番号 b_lit_bun157

  • 注文数量 
  • +
    -
お買い物かごに入れる お気に入り
あなたが手にしたのは、けれど青一色だった。それは空や海の色で、あなたの国のことばでは、緑を指すこともある。取り繕うことをしないものはみんな青いろをしている。それがそのままでそこにあるとき、それはきっと青いろなのだ(「青い靴」より)

文筆家・映像家の関根愛さんによる、実話を基にした創作短編集。主人公が生まれてから大人になるまでに履いてきた、8つの靴を巡る物語。

家族という人間関係の中で「あなた」が受けた愛と傷。愛したい、許せない。分かちあいたい、解りあえてたまるものか。
痛みと願いは、いつも同時にそこに在った。

家族を愛することと憎むことの間で揺れながら、ままならなさを抱えて生きる、すべての人へ。

装画は阿部海太さん。包み込むような、照らすような青。(嶋本)

著者:関根愛
サイズ:B6判
その他:131p
ラッピングOK

関連商品