柴田元幸翻訳叢書にいよいよ1950年代、アメリカの短篇小説の黄金時代“名作中の名作”をアメリカ文学史をたどる1冊が刊行。
サリンジャー、ナボコフ、オコナー、ボールドウィンなど、重要作家が次々と登場する10篇を収録。
巻末の編訳者あとがきも必読の書。(原口)
●収録作品
・シャーリイ・ジャクスン「くじ」
・J・D・サリンジャー「バナナフィッシュ日和」
・ウラジーミル・ナボコフ「記号と象徴」
・ポール・ボウルズ「あんたはあたしじゃない」
・フラナリー・オコナー「善人はなかなかいない」
・フィリップ・K・ディック「プリザビング・マシン」
・ティリー・オルセン「あたしはここに立ってアイロンをかけていて」
・ジェームズ・ボールドウィン「サニーのブルース」
・ジャック・フィニイ「愛の手紙」
・バーナード・マラマッド「白痴が先」
編集:柴田元幸
発行:スイッチ・パブリッシング
サイズ:130mm × 185mm
その他:257p