純喫茶、親しみ深くてどこか懐かしい趣のその存在。
本書はフォークシンガー・品品(ピンポン)による、喫茶店をテーマにしたエッセイ集。
日々の生活のなかで様々な喫茶店に出向くのが趣味という喫茶探訪では、居合わせたお客さんの途切れ途切れに耳に入る会話に思うこと、また想起する様々な思い出を、時には「ライ麦畑でつかまえて」の主人公・ホールデン・コールフィールド調であったりと、道中の不運や何気ない日常にひとこまも飾らずユーモアたっぷりに綴られた1冊。
-登場する喫茶店
名古屋/喫茶ボンボン、大阪/スワン、京都/花の木、奈良/リッチ、広島/ツバイG線、東京/トロワシャンブル、横浜/カルディ、栃木/アラジン
etc…
品品/ex.世田谷ピンポンズ
京都在住のフォークシンガー。
2020年末に岬書店（夏葉社）より初のエッセイ集『都会なんて夢ばかり』を発表後、音楽のみならず、文筆活動も積極的に行う。
著者：品品 ex.世田谷ピンポンズ
発行：品品堂
サイズ：128mm × 182mm
その他：70p
