商品名コミティアの創り方

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税込 1,375
(税抜¥1,250

商品番号 b_stu196

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立ち上げから現在まで、共に歩んで40年。

オリジナル作品のみに限定した、国内最大規模を誇る同人誌即売会「コミティア」
プロ・アマを問わないマンガ描きたちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会として、1984年に東京でスタートしました。
当初は100サークル程度だった規模も開催を重ねる毎に拡大し、今や全国各地で催され、6000を超えるサークルが参加するというビッグイベントに成長。本書は漫画を中心とするクリエイターの集合地となったコミティアで長く代表を務めた中村公彦さんが、イベントカタログ『ティアズマガジン』の巻頭で37年間に渡って、参加者に向けて綴った「ごあいさつ」を網羅した完全として刊行されました。
日本の漫画文化の変化や広がりについて、また中村さんの運営としての葛藤やメッセージが実感を伴って伝わる1冊となっており、メモリアルな内容であるとともに、日本のマンガ文化の広大な裾野、その在野に存在する未知の党流、文化の迸発の源流に立ち続け、前例のない事を続け育てていく事の難しさを語る37年間のいわば格闘の記録。一貫して参加者に主体的な参加を呼びかけ、時世に敏感に一途に創作と漫画表現を創造してきた氏の言葉は、業界関係者に限らず、場を創造する現場に携わるあらゆる人におすすめしたい内容です。(原口)

中村公彦(なかむら・きみひこ)

コミティア実行委員会・会長。1961年、東京都生まれ。成蹊大学卒業。
在学中よりまんが情報誌『ぱふ』(雑草社)の編集部員となり、88〜93年の退職まで同誌編集長を務める。84年、自主制作漫画誌展示即売会「コミティア」の設立に参画し、85年9月開催「COMITIA3」より実行委員会・代表に。2013年に第17回文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞。
2022年11月開催「COMITIA142」をもって代表を退任し会長に就任した。

山川直人(やまかわ・なおと)
漫画家。1962年生まれ。高校時代から同人誌活動をはじめ、コミティアではサークル「山川直人」として参加。コミティア初期のスタッフで、カタログの編集長も務めた。1988年『ヤングチャンピオン』(秋田書店)連載の「シリーズ間借り人」で雑誌デビュー。主な著書に『コーヒーもう一杯』『澄江堂主人』(KADOKAWA)、『写真屋カフカ』(小学館)、『はなうたレコード』(平凡社)など。自主制作本も多数発表。現在は『ビッグコミックオリジナル増刊』(小学館)にて『ほらあなレコード』を連載中。独特のペーソスの滲む作風から「漫画界の吟遊詩人」と称される。

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商品情報
著者中村公彦(コミティア実行委員会・会長)/装画・挿絵:山川直人
発行コミティア実行委員会
サイズ147mm × 210 mm
その他290p / ソフトカバー

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