日本国憲法に、「男女平等」を書いたひとりの女性を知っておりますでしょうか?
本書は戦後22歳という若さで、日本国憲法GHQ草案の作成に参加し「男女平等」を書いたひとりの女性の自伝です。
のちに女性が参政権を持つきっかけとなり、女性の権利と人権、そして学問の自由についての草案を作成することとなるベアテ・シロタ・ゴードン。憲法草案成り立ちの現場とはどのようなものであったのか、またどのような人間が従事しどのように作成されたものなのか。
究極の民主主義を達成すべく、各国の憲法を参考に身を粉にして働いた現場の記録を、参考文献をもとに、後世の為、若く聡明な女性の視点で書かれた1冊。
平和とは何か、憲法とはどのようなものか。権利、自由、文化的な生活すべてのことは、人々の絶え間ない警戒によって保持されるものなのかもしれません。非常に読みやすく、一読の価値ある1冊。(原口)
商品情報 |
著者 | ベアテ・シロタ・ゴードン 構成・文 / 平岡磨紀子 |
発行 | 朝日新聞出版 |
サイズ | 148mm × 105mm |
その他 | 400P |