資生堂を経てライト・パブリシティで活躍したコピーライター土屋耕一のエッセンスが詰まった本を2冊セットで。この商品のためにどんな広告を作れる? この中で一番いいコピーはどれ? この句にはやはりこの言葉? などなど、どこを開いても言葉を論じ言葉を切り取り言葉を玩具とし言葉を愛し…。時代を映すセンスと揺るがない言葉への信頼、そして己の美意識。洒脱ななかに雑学や遊び心も詰め込んだ、いずれも味わい深い読み物集です。70-80年代のキャッチーさも共に楽しみつつ。両方とも表紙や小口にかすかなシミがみられ、函の角の小さなツブレやスレなどもみられます。おおむね古書として標準的な状態ですが、古い本ならではの経年変化は事前にご了承ください。