『石は元素の案内人』の著者、有機化学者の田中陵二さんによる第二作目。2023年に月刊誌「たくさんのふしぎ」の10月号として刊行され、大きな反響を呼びました。
今回は、様々な試行錯誤を繰り返して自然界の中から探し出されてきた「色」をめぐるおはなしです。絵の具や色鉛筆、クレヨンやサインペン。何気なく使っている便利な「色」がない時代、人はいろいろな色を石からとりました。「さて、かたい石から、どうやって?」
孔雀石と藍銅鉱を金づちで割って、乳鉢ですりつぶして…。土を焼いてみたり、猛毒と化学反応させたり、植物と微生物の力を借りたり。昔の人が試行錯誤して編み出した手法から、染料や染め方、そして現代のテクノロジーに活用される機能性色素まで、めくるめく色たちの歴史を紹介します。巻末には特製<幻の色たちポスター>つき。ミイラの茶色、毒の緑に宝石の青など、月刊誌から新たに6色が追加された全70色の豪華版です。ハードカバー化に際し、数量限定でサイン本にてお届けします。(藤林)
著者:田中陵二
発行:福音館書店
サイズ:260mm × 200mm
その他:40P / ハードカバー