スペイン発、2008年に創刊した年二回刊行のインテリア雑誌『Apartamento』。いま最も影響力があり、インスピレーション源となるインテリア誌として広く知られています。
第31号の表紙を飾るのは、デンマーク人アーティストであるタル・アール(Tal R)の作品。本誌の編集者であるロビー・ホワイトヘッド(Robbie Whitehead)が、タル・アールと彼のパートナーでありデンマーク人作家、アーティストのエマ・ローゼンツヴァイク(Emma Rosenzweig)へインタビューを敢行、掲載した特別な一冊となっています。
また今号では2022年に『ハッセルブラッド国際写真賞(Hasselblad Award)』を受賞したインド人写真家であるダヤニータ・シン(Dayanita Singh)を特集、インド西海岸のゴア州に建つ美しい邸宅を訪れます。
モロッコ人映像作家のアブデラ・タイア(Abdellah Taia)に1日かけてパリで行ったインタビューを収録するほか、ロンドンを拠点とするブランド「キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)」のデザイナーである双子のローラ・ファニング(Laura Fanning) とディアナ・ファニング(Deanna Fanning)、アメリカ人ディレクター、ビデオグラファー、とりわけスケートフィルムの先駆者として活躍するウィリアム・ストローベック(William Strobeck)、アメリカ人彫刻家のアレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)、セネガル人彫刻家のセーニ・アワー・カマラ(Seyni Awa Camara)に関する記事を掲載。
他にも、ポルトガル人映画監督のペドロ・コスタ(Pedro Costa)、アメリカ人アーティストでありフォトグラファーのポール・ムパギ・セプヤ(Paul Mpagi Sepuya)、アメリカ人デザイナーであり彫刻家のミーシャ・カーン(Misha Kahn)、アーティストであるロバート・バーバー(Robert Barber)、 建築家・プロダクトデザイナーから写真の道へと転向したオランダ人フォトグラファーのバス・プリンセン(Bas Princen)、インド系イギリス人ファッションデザイナーのスプリヤ・レーレ(Supriya Lele)を特集。
毎号異なるデザインで彩られる本誌背表紙の絵柄が、今回は2種類のバリエーションで制作。イタリア人アーティストのルチア・ディ・ルチアーノ(Lucia Di Luciano)とジョヴァンニ・ピッツォ(Giovanni Pizzo)がアートワークを手がけます。