2011年よりはじまり、毎年初夏に開催されている愛知県三河地方の野外イベント「森、道、市場(もりみちいちば)」。
全国各地からおいしい食べものやおもしろい遊び、手元に置きたくなる良いもの、心地よい音楽が集まります。建築家・岩瀬貴己さんを主宰とし山の麓で小さなマーケットが開かれたことがきっかけとなり、10年が過ぎた今でも変わらず多くの人々に愛され続けています。本書は”市場”に焦点をあてたオフィシャルハンドブックプロジェクトの第一弾目。北海道から沖縄まで、市場をつくる計415店舗の出店者を紹介。それぞれの普段の活動内容をはじめ、おすすめしたい一品、実店舗の案内とボリューミーな仕上がりとなっています。巻末には森、道、市場に携わる10名によるコラムを収録。持ち運びに嬉しいサイズなのも魅力的。現場ではもちろん、日本全国の旅先でも使える大切な一冊です。