「わたし自身のものさしをみつける」を軸に、暮らしや食、からだとこころ、こどもと教育、女性としての生き方などのテーマを深く掘り下げ、藤田ゆみさんを主催とし創刊された『くらすことの本』。シリーズ2冊目となる今回のテーマは”「ありのままのわたし」を生きる”について。
本書では様々な分野で活躍する女性たちに”「ありのままのわたし」とは?”という問いを投げかけ、多角的な視点から返ってきた言葉たちを散りばめたインタビューを収録。気が付かないうちに染みついてしまった「こうであるべき」を手放すことについて。医師・臨床心理士の田中茂樹さんより伺う子育ての話や、と整体・川崎智子さんによるからだの話、国から生徒が集う「料理教室森田」の森田久美さんによる「お母さんへのお話会」も収録。自分の内側から聞こえる声に耳を傾け気がつく、「ありのまま」の自分の姿。ただ自分の感覚に正直に、自分にしか歩けない道を歩む。本書がそんな気づきのヒントとなれば幸いです。