永遠の青空の穏やかな皮肉は
花のようにそのままで美しく、
苦痛の不毛な砂漠を越えて
自らの才能を呪う無力な詩人を打ちひしぐ___
「詩集 ステファヌ・マラルメ - 青空」より
19世紀フランス象徴詩を代表する詩人、ステファヌ・マラルメの死の翌年に刊行された『詩集』(エドモン・ドゥマン書店、1899年)の新訳が、「ユリイカ」誌連載、Kindle版、限定私家版を経て、月曜社より刊行されました。本書には、収録された全49篇の詩と、マラルメ自身による書誌解題とともに、初版本や石版刷、組見本、マラルメの肖像、名刺や封筒に書かれた四行詩など、訳者・柏倉康夫氏の秘蔵品を含む貴重な写真8点を併載しています。余白の美しい瀟洒な装幀も惹かれます。