ドイツから届いた仕掛け絵本です。ページの右側に配置された大きな時計。その時計の指し示す時間によって、くるくると挿絵の景色が変わります。朝の時間、昼の時間、夕方の時間、夜の時間。それぞれの絵にふさわしい時間に時計の針をあわせれば、楽しい時計絵本の出来上がり。愛らしくスタイリッシュな挿絵が実にドイツらしく、楽しいイラストとともに、針を回す楽しさを子どもたちも味わえる、ユニークかつ実際的な知育絵本です。経年なみの若干のくたびれやイタミはみられますが、ページと針の状態もよく、絵本古書としては標準的な状態です。表の見返しに以前の所有者の印一箇所あり。